「正しく座る」には、正しい骨盤の位置を知ること

正しく「座る」方法

 

「立つ」よりも「座る」ほうが楽な姿勢と感じるかもしれません。
しかし、実は腰に対しての負担は、座る方が約1.8倍もかかっています。

 

しかも、パソコンワークに代表されるように、座り仕事は長時間作業が多いため、ちょっとした姿勢の崩れが、深刻な不調をもたらすことにつながりやすいのです。

 

「正しく座る」には、正しい骨盤の位置を知ることが重要です。
そのためにはまずは以下に紹介する「骨盤の前後の運動」を行い、正しい「骨盤」の位置を探しましょう。

 

また、それと同時に「骨盤」周囲の、復直筋、腹斜筋、脊柱起立筋などを鍛えることも、安定した上半身の姿勢をつくるうえでたいへん重要です。

 

さらに、座った姿勢でパソコン作業をおこなっている人に多いのが、背中の上部が丸くなる「猫背」です。

 

「猫背」の状態が長く続くと、首や肩の血行が悪くなり、いわゆる「パソコン肩」と呼ばれる、慢性的な首や肩のコリに悩まされるようになります。

 

そうなる前に、肩周辺の筋肉を鍛えるとともに、「肩甲骨」や「背骨」を正常な位置に戻し、正しい上半身の姿勢をつくるようにします。

骨盤の前後の運動(座り姿勢)

骨盤を前後に動かし、背骨を丸めたり、背中を反ったりする姿勢をとります。

正しく座る

 

@骨盤を前後に動かし、背骨を丸めたり、背中を反ったりする姿勢をとります。
反りながら息を吸う。丸めながら息を吐く。丸めるときは、みぞおちとへそを近づける。

 

Aそして、その中間にある、楽に座れる骨盤の位置を探しましょう。

 

この動作自体がトレーニングになります。また、「反り腰」の予防・改善にもなります。

 

目標回数
10回×2セット。前後それぞれ行って1回とします。

骨盤の左右の運動

胸の位置で手を組み、左右の上半身をスライドさせていきます。

このとき重心をしっかり移動させるのがポイントです。

正しく座る

 

@胸の位置で手を組み、左右に上半身をスライドしていきます。
中央に移動しながら息を吸う。骨盤を意識して上半身を横に平行移動する。

 

Aこの時、重心をしっかり移動させるのがポイントです。
逆に移動しながら息を吐く。お腹の横の筋肉を意識しながら、片側のお尻に体重を移動させる。

 

腹斜筋を鍛えながら、骨盤の位置を正常にし、体の左右のブレを改善していきます。

 

目標回数
10回×2セット。左右それぞれ行って1回とします。

前腕の開閉

正しく座る

@両手の前腕を垂直に立てて横に開きます。
開くときに息を吸う。

 

A次に、出来るだけ前方で前腕をつけ、肩甲骨を大きく開閉する動きをリズミカルに反復します。
閉じるときに息を吐く。

 

特に肩甲骨の内側の筋肉(僧帽筋など)を伸縮させることを意識します。
これで「猫背」の予防・改善にも効果があるトレーニングとなります。

 

目標回数
10回×2セット。

 

 

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