サルコペシアからロコモティブ・シンドローム

ロコモティブ・シンドローム

 

メタボと並んで近年注目されているのが「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)」です。

 

現在、日本人の実に1000万人以上が、腰痛や手足の関節の痛みの症状を抱え、後々は要介護
や寝たきりになる可能性があると言われています。

 

このような体の機能がうまく働かないことで歩行障害になった状態や、歩行障害になる可能性が
高い状態を「ロコモティブ・シンドローム(以下「ロコモ)」と呼びます。

 

私たちの体は、筋肉、骨、軟骨などが、相互に連携して機能しています。骨の両端を覆っている
軟骨は、クッションの役割を果たしており、私たちはそのおかげで、大きな衝撃を感じること
なく歩くことができています。

 

しかし、日頃から運動をしない生活が続くと、これまで膝を支えていた筋肉が衰え、骨や軟骨
にかかる負担が大きくなります。

 

そして、こうした状態が長く続くと、軟骨が磨り減って痛みが起こります。

 

痛みを感じればなおさら運動をしなくなり、
より筋肉が衰えて、さらに軟骨への負担が多くなるという悪循環に陥ってしまいます。

 

こうなると、「ロコモ」となって、
歩行障害や寝たきりになる危険性がグッと高まってくるというわけです。

 

現代の日本では、40代で約40%、50代で約50%の人が「ロコモ」であるというショッキングな
調査も出ています。

 

「筋肉の衰え」は現代病である へ