別の部位が取って代わりその役目を果たす。代償動作

代償動作がもたらすもの

 

「長年の身体使いのクセ」によって「代償動作」という問題が起きてくるケースもあります。

 

聞きなれない言葉かもしれませんが「代償動作」とは、本来使うべき体の部位が弱ってきたときに、
別の部位が取って代わり、身代わりとなってその役目を果たしていることをいいます。

 

たとえば、野球の「投げる」という動作は、肩甲骨を使って、肩と腕を連動させるのが、負担の少ない正しい投げ方です。

 

しかし、肩甲骨がスムースに使えなくなると、腕や肩だけを使って投げたり、本来使うべきではない筋肉の部位を使ったりして、誤った投げ方をします。

 

肩甲骨の代わりに、肩や腕の筋肉が必要以上に酷使されていることになります。

 

このような状態が長く続くと、プレーで本来のパフォーマンスが発揮出来ないばかりか、怪我につながるケース、可能性が高くなります。

 

 

また、この「代償動作」は、スポーツだけでなく、日常生活の動作にも見られます。

 

たとえば、「歩く」という動作は、股関節を中心にほぼ正面に向かって足を出すのが効率的な歩き方です。

 

しかし、股関節の動きや姿勢の問題があるために、ガニ股内股になったり、膝に負担をかけたりと、誤った動作になってしまっている人がかなりいます。

 

「代償動作」の原因は、怪我をしたことがキッカケで体の別の部位を使って行動する習慣がついてしまっ場合や、自分の長年のクセで間違った行動をしてしまっている場合など、さまざまなケースがあります。

 

いずれにしても、「代償動作」を改善するためには、「体の正しい使い方」「筋肉の正しい使い方」を体に思い出させ、本来使うべき筋肉を鍛え直していくことが必要となります。

 

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