男性不妊症の問題

病院選びのポイント

女性には生殖可能年齢がるため、あまり生殖医療に詳しくない婦人科でのんびりしているうちに絶好のチャンスを逃すこともあります。

 

男性側の精液検査の結果が全く問題がなければ婦人科の出番ですが、逆に女性に問題がなければためらわず男性不妊を扱うクリニックへ行くことです。

 

その際、どんな病院がいいのか目安を考えてみます。

1.臨床データを公開している施設を選べ

どんな疾患でも症例数はその施設の熟練度を見極めるためには不可欠です。

 

日本には、現在、品質管理システムを導入することで補助生殖医療の質的な向上を目的とする補助生殖医療専門施設の団体、JISART(日本生殖補助医療標準化機関)があり、この加盟には厳しい施設認定書がなければ受けられません。
これをクリアしている施設はポイントの一つです。

2.マンパワーが充実している施設

現代の不妊治療で婦人科医師ひとりですべて行うことは困難です。

 

たとえば、卵子、精子、受精卵を扱う胚培養士の役割は大きく、この人数も重要なポイントになります。

 

良い医療環境を提供するためにはチーム医療が必須で、この体勢をしっかり築いている施設を選びましょう。

3.男性不妊専門医との連携がある施設

精液検査のデータが全く問題なければ、婦人科だけでいいかも知れませんが、
データがやや悪い場合や無精子症などの場合、男性側因子を扱える医師との連携がないと治療が行き詰まる可能性があります。

 

日本では男性不妊専門医は非常に少なく、その施設に常勤でなくても、そういった施設と連携をとっているかどうかは大きなポイントになります。

 

また、男性不妊にも精通している婦人科医も多くはいませんがいますので、そういうところとも連携がとれていればそれもポイントになるでしょう。

4.休診の少ない施設

女性の体に休みはありません。最近では日曜日でも診察を行っているクリニックも増えてきています。

 

なるべく平日休日にかかわりなく、また、会社勤めの方でも通いやすい、いつでも診てくれる施設を選びたいところです。

 

制約は少なければ少ないほどいいでしょう。

 

医療はどんどん進歩して行きます。

 

挙児の可能性があるのに、誤った診断や情報で治療を諦めるという事態は避けなければいけません。

page top