白い液体すべてが精子ではありません

「精子」の基礎知識

「精子」について

意外と知らない「精子」の基礎知識
白い液体すべてが精子ではありません

 

精子と聞けば、多くの人が「おたまじゃくし」を頭に思い浮かべるでしょう。

 

どこか可愛らしく、親近感もあります。男性のペニスの先端から放出される白い液体には、この精子がうじゃうじやと泳いでいるイメージが強いようです。

 

ただし、この白い液体は「精液」であって、「精子」ではありません。

 

実は、精液の大半が白い分泌液です。

 

約7割が精嚢からの分泌液で、約3割が前立腺からの分泌液だと言われています。

 

つまり精子の割合はその残り、せいぜい数%程度です。

 

もちろん人によって、あるいは時と場合によってこの数字はある程度上下しますが、そもそも精液中の精子の割合は非常に少ないのです。

 

「射精後の精液が濃厚だと精子もいっぱい入っている」と思われているようですが、精液の大半が分泌液だと考えると、見た目の濃さはあまり関係ないでしょう。

 

そして、精子は肉眼では見えません。
顕微鏡を使えば見ることができるのですが、実際に見たことがある人は非常に少ないでしょう。

 

男性だってそうなのですから、女性はなおのことです。


精子の大きさは?

では、精子そのものはどの程度の大きさなのでしょうか。

 

おたまじゃくしの頭部は約5マイクロメートル、尾っぽの部分も加えた全長は約60マイクロメートルです。

 

1マイクロメートルは1000分の1ミリメートルですから、とてつもなく小さいのです。

 

この小さな小さな精子がわれわれ人間の素なのです。

page top