睾丸は精子製造のファクトリー

タマタマ(睾丸)は精子製造の一大ファクトリー

睾丸は精子製造工場

タマタマは精子製造のファクトリー

 

精子のプロフィールだけでなく、男性の生殖器の構造やしくみも意外と知られていません。

 

女性には月に一度の「生理」というイベントがあり、自分の体のしくみを意識する機会が多いと思います。

 

お母さんや周りの人から教えてもらうこともあるでしょう。また、女子向けの性教育の中で、子宮や卵巣の働きを学んだ人も多いと思います。

 

ところが、男子には誰も教えてくれません。
夢精や射精は自らの経験で気づくものの、しくみや構造、それこそマスターベーションの正しい方法など他人が教えてくれるはずもありません。

 

性教育で言えば、女性に比べて男性は格段に遅れていると言えるのです。

 

これが男性自身の「健康に対する意識の低さ」につながっているのではないでしょうか。

 

もっと言えば、「男性医学」そのものの遅れの元凶になっているのかもしれません。

 

まずは、男性の生殖器の解説です。狭い意味で言えば、表面的に見えている部分、「おちんちん(ペニス)とタマタマ(睾丸)」をさします。

 

より正確に言えば、精子を作っている「精巣」、精子の通り道である「精巣上体」や「精管」、分泌液を出す「精嚢」と「前立腺」も生殖器です。

 

精巣は陰嚢というシワシワの皮膚の中にふたつ入っています。

 

この精巣の中には「精細管」という管がうじゃうじゃ〜つとたくさん詰まっていて、精子はここで作られます。そのおおもとは「精祖細胞」という細胞です。

 

これが「減数分裂」という特殊な細胞分裂を繰り返し、74日間かけて、あのおたまじゃくしが形成されていくのです。

 

精巣は、いわば精子製造工場というわけです。

 

この工場、実は毎日稼働しています。つまり精子は日々着々と作られているのです。

 

これが女性の卵子との大きな違いです。

 

女性は、生まれたときから持っている卵細胞から毎月卵子を形成しています。日々作られる精子と異なり、数に限りがあるのです。

 

「毎日どんどん作れる」男性と、「年齢とともに減っていく」女性

 

生殖に対する考え方の温度差は、こうした背景も影響しているのでしょう。

 

 

 


精子にも寿命がある

ただし、精子にも寿命があります。

 

環境にもよりますが、一般的には精子の生存期間は3日間と言われています。

 

精巣から出た後、射精せずに精管内に長くとどまると、運動率が低下したり、奇形半が上昇したりするのです。

 

要するには、精子もナマモノなのです。

 

生殖の観点から言えば、健康な精子を送り出すためにも、週に一度は射精したほうがよいでしょう.

精子は「流される」

精子は「泳ぐ」というより「流される」

 

精巣で作られた精子は、精巣上体、精管へと運ばれていきます。

 

精管は全長が約40〜50センチもありますし、そもそものスタート地点の精細管からゴール地点の尿道口までの精路全体は、トータルでア〜8メートルもあります。約60マイクロメートルの小さな精子にとっては、かなり長い過酷な旅路なのです。

 

この旅の途中で精嚢からの分泌液や前立腺からの分泌液と混じり、精液となります。

 

分泌液で言えば、もうひとつ。射精前からすでに分泌されている「カウパー腺液」も加わります。

 

一般的には、精子が卵子を目指して、自ら必死に泳いでいく姿を想像する人も多いのですが、実際には精管の中で分泌液とともに押し流されていくイメージのほうが近いかもしれません。

 

流れるプールみたいなもので、送られていくような感覚でしょうか。

 

これが射精のときには、ぴゅぴゅっと一定のリズムで一気に送られるのです。

 

余談ですが、、パイプカットの手術を受けた男性も、射精はします。

 

精子が通る精管の根元を縛って、精子が出ないようにする避妊手術なのですが、通常の射精と同じく精液がぴゅぴゅっと出ます。

 

ただし、その中に精子かいないだけです。透明な液体ではなく、白い分泌液が出てくるため、見た目ではわかりません。

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