性欲がなくて困っている?

性欲障害

性欲がない男たち

 

勃起や射精ができず、不妊外来を訪れる男性の中には、「性欲がなくて困っている」という方もいます。

 

性欲がありすぎて、その解消法に困っている男性からすれば、「そんなことがあるのか!」と思うかもしれません。

 

女性からは「性欲がないなんて草食男子もここまできたか!」といわれそうです。

 

たいていは数か月〜数年間で、自分の性欲が著しく低下したことで気づくようです。

 

「性欲障害」と呼びますが、主にふたつのタイプに分けられます。

 

ひとつは、男性ホルモンの低下や薬による影響です。
もともと男性ホルモンの分泌は、加齢とともに低下します。

 

女性の閉経のように急激な低下ではないのですが、男性更年期というのもあります。
気分が晴れない、頭が重い、性欲がなくなった、なんとなく体調が悪いなど、いわゆる「不定愁訴」が現れます。

 

こうした症状が更年期の年齢でもないのに出てくる場合は、病気の可能性もあるのです。
なかでも「特発性下垂体機能低下症」は大人になってから発症するホルモンの分泌異常で、ホルモン低下によって性欲がなくなってしまいます。

 

また、降圧剤や抗うつ剤を服用しているために、性欲低下が起こっているケースもあります。

 

こうした場合は性欲低下の原因がはっきりしているので、治療もできます。

 

もうひとつは、「妻にだけ性欲を感じない」というケースです。

 

不妊外来を受診するカップルに多いのですが、長期間セックスレスの状態が多いです。
この性欲障害は非常に治療が難しく、時間をかけたカウンセリングが必要になります。

 

女の人からみれば、「妻だけだなんて、ひどい!」と思うでしょうね。
でもこうしたカップルは意外にも仲良しという場合もあります。
夫婦仲がよくなりすぎて、家族としてしか見られない、セックスなんかとてもできない、というのです。

 

不妊の原因はさまざまですが、勃起できない、射精できない、そもそも性欲がわかないなど、男性サイドの問題点も実は多いのです。

 

さらにはこの問題点を男性が認識していない、あるいは隠してしまうこと自体も不妊治療の大きな壁になっているのです。

 

実際の統計を見てみると、不妊の原因の半分は男性にあります。

 

そろそろ男性が積極的に不妊について考えるべきときではありませんか?

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