閉塞性無精子症

閉塞性無精子症

「閉塞性無精子症」では精巣上体炎などで精巣上体管がふさがったり、
避妊目的の結紮術(パイプカット)を受けたために精管がふさがっていたり、先天的に両側の精管が存在しない場合があります。

 

治療によっては子供をもてる可能性があります。

 

精路再建術
精路再建術パイプカット手術で切断された精管同士をつなぐことから「精管ー吻合術」です。
再建して精管が開通する率は95%あります。その後の自然妊娠が可能です。

 

この場合以下の条件がととのっていることが前提です。
1>精巣側の精管の断端まで精子が運ばれてきていること。
2>尿道側の精管が開存していること。

 

ほかに以下のケースもこの精路再建術の対象となります。
子供の頃の鼠径ヘルニア(脱腸)の手術によって精管が閉塞してしまったケース。(あまり長期間の閉塞で精路内の圧が上がり精巣上体管が詰まっている場合は手術が不成立となる場合が多い。)
精管炎による閉塞のケース。

 

ただし、閉塞した期間が長いと手術の成績や自然妊娠の確率が落ちるので、平行して顕微授精を考えて、手術時に精巣から精子を取り出して凍結保存をします。

 

この精路再建術は顕微鏡下で行う技術的に難しい手術であるため、日本でこの手術ができる医師は限られています。全国で14箇所ぐらいです。

 

費用の面ですが、施設により異なりますが、だいたい30〜50万円ぐらいです。

page top