自分の体重を利用する筋トレ

「自重筋トレ」は必要かつ十分な方法

 

まず、自重筋とは何か?読んで字のごとく、自分の体重を負荷にするトレーニングのことです。

 

世の中には、ウェイトやマシンを使った筋トレ法が数多ありますが、多くの忙しい方が行うには、自重筋が今のところ最適なトレーニングだと思います。

 

なぜでしょうか?

 

それは自重筋トレが、理想の身体づくりのためには「必要かつ十分」だからです。

 

みなさん、プロレスラーやボディビルダーのような全身筋肉だらけの体型に本当になりたいですか?

 

多くの人は、そこまでじゃなくていいからお腹まわりか引き締まればいい、あわよくば細マッチョか、ほどよいマッチョになりたい、と考えているかも知れません。

 

筋トレは、筋肉にかかる負荷=細胞にどれだけストレスがかかるかで効果が決まります。

 

だから、「この鍛え方がより筋肉がつきます」というのは基本的にはありません。

 

ベンチプレスだろうと、腕立て伏せだろうと、負荷(=重さ)が同じであれば、同じだけ筋肉は育ちます。

 

自分の体重分しか負荷をかけられないのであれば、「そんなに大したことないんじゃないの?」

 

と思われるかもしれまぜんが、考えてみてください。

 

たとえば、自重筋トレの基本である、プッシュアップ(腕立て伏せ)。

 

プッシュアップをすると、体重の約60%が胸にかかります。

 

体重80キロの人だったら48キロの負荷が胸にかかります。

 

これはつまり50キロのベンチプレスとほぽ同じです。

 

50キロのベンチプレスを身体づくりのために自宅に購人するのは結構勇気がいりますが、自分の体重ならタダで簡単です。

必要かつ十分な負荷を手軽にかけられる

 

背中に関して言いますと、懸垂も自重を使ったトレーニングですが、マシンで引っ張るトレーニングはできるのに、懸垂は1回もできない人という人はいくらでもいます。

 

自重筋トレのほうかマシンよりも負荷が強くなる例です。

 

自重筋トレとは、トレーニングの種類、方法の区別のことで、負荷の大小の区別ではないのです。

 

自重筋トレを薦めるのは、自重筋トレが最強のトレーニングだからというわけでは決してありません。

 

身体を効率よく鍛えるためには、「必要かつ十分」な負荷を手軽にかけられる」トレーニングだからです。

 

それ以上ムキムキになりたかったらジムでやる必要が出てくるとは思いますが、「自重筋トレで十分」と言う方が多いのです。

 

たとえば今、5分間プッシュアップをずっとできるレベルでしたらジム通いを検討してもいいと思います。

 

が、そんな人は少人数でしょう。むしろ適切な種目を選びさえすれば、懸垂のように自重でもかなりキツいトレーニングになります。