自分の身体は一生自分だけのもの

 

「健康寿命」はシンプルな自重筋トレで延ばせる

 

もし、毎日使っている携帯電話やスマートフォンに不具合があったら、あなたは修理や買い替えを考えるのではないでしょうか?

 

たとえ、週末にしか乗らない車であっても、調子が悪くなれば修理に出そうと思いますよね。

 

買い替えを検討したり、修理に出したりするのは、日常生活で使う道具を快適に使いたいからです。

 

不具合があったり、調子が悪かったりしたまま我慢して使い続けようとは誰も思いません。

 

修理に出せば元に戻るのですから。

 

しかしながら、身体はそういうわけにはいきません。

 

身体は大量生産される機械製品と違い、取り替えることができません。

 

人は命を授かった時点から、命を閉じる瞬間まで、生まれ持った自分の身体で生きることしかできません。

 

取り替えのきかない唯一無二のものなのです。

 

人の身体は、子供から大人に成長する過程で作られ充実していきますが、ひとたび成人してしまうと、ゆるやかな下降線を描きながら衰えていきます。

 

身体が衰え調子が悪くなってきたからといって、性能のいい新しい身体に交換することはできません。

 

どんなにガタがきても、人はその衰えていく自分の身体とともに生きていく他ないのです。

 

一方、衛生状態や栄養の改善、医療の進歩に伴い、人の寿命は延び続けています。

 

2017年3月に厚生労働省か発表した簡易生命表によると、2015年度の日本人の平均寿命は、男性が80.75歳、女性が86.9歳となっています。

 

今後も平均寿命は延び続け、「人生90年」どころか、近い将来「人生100年」が当たり前になるとさえいわれています。

 

ベストセラーとなった『LIFE SHIFT』(リンダーグラットン/アンドリュー・スコット著)によると、先進国で今生まれた子どもは、50%を超える確率で105歳以上生きるそうです。

 

これは若い人だけの話ではありません。

 

平均寿命はどんどん延び続け、今40歳の人が95歳以上、60歳の人が90歳以上まで生きる確率も、どちらも50%を超えているのです。

 

寿命が延びるのは喜ぶべきことです。

 

「長く生きること」は人類共通の望みといえるでしょう。

 

とはいえ「長く生きること」が「望ましいこと」や「幸せ」とイコールであるためには、
「生涯現役」であることが前提条件になるのではないでしょうか?