身体の「柱」=骨を強くする

 

人体は、骨によって支えられていて、筋肉が収縮することによって身体を動かすことができます。

 

骨と筋肉は車の両輪のようなものです。

 

いや、車軸(シャフト)と車輪(夕イヤ)といったところでしょうか。

 

どちらがなくてもその働きを発揮できません。

 

車軸が折れていたら当然ですが、車軸が歪んでいたり、もろかったりすれば、車輪がどれだけ高性能のものでも回りません。

 

それと同じように、筋肉だけを鍛えても、それを支える骨自体が細すぎたり、もろかったら、思いっきり身体を勣かすことはできません。

 

 

 

骨のメカニズムについて

 

骨は筋肉と同様、「分解」と「合成」をつねに同時に繰り返しています。

 

正確にいうと骨の場合「骨吸収」と「骨形成」が同時に進行しています。

 

骨を壊す働きのある「破骨細胞」によって古い骨細胞が壊されることを「骨吸収」といい、骨を作る働きのある「骨芽細胞」によって新しい骨細胞か作られることを「骨形成」といいます。

 

古い骨が破骨細胞に吸収され、骨芽細胞が作る新しい骨で補充される、この骨の新陳代謝機構を「骨リモデリング」といいます。

 

骨吸収と骨形成のバランスが同程度であれば、骨はいつまでも丈夫です。

 

しかし、これらのリモデリングのバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回ると、骨がもろくなります。

 

そして、人体の仕組みとして、骨の合成力は年齢を重ねるにつれて落ちていきます。

 

つまり、筋肉と同様、骨も歳をとるにつれ衰えていくのです。

 

骨の形成は18歳でピークに達し、30歳までほぼ横ばい状態で、それ以降徐々に減少していくといわれています。

 

骨の衰え方には男女差があり、女性は急激に骨が衰えてしまうタイミングがあります。

 

50代前後に訪れる閉経です。

 

閉経により、骨の吸収を抑える働きをしていた女性ホルモン、エストロゲンの分泌が一気に減少するため、骨も一気にもろくなるのです。

 

男性の場合は、若齢時に女性よりも多く運動をしている可能性が高いことと、エストロゲンの分泌がもとよりないため、エストロゲンの分泌の低下による影響を受けないので、骨密度の低下は女性にくらべかなり緩やかになります。

 

さらに、そもそも骨の太さも男性の方が女性よりも太く強いのです。

 

そのため、男性は骨粗程症になりにくいと言われています。