歳をとってからの骨折は命取り!

 

骨折というと、一般的に運動中の転倒や衝突、階段からの転落、交通事故などが原因としてイメージされます。

 

しかしながらノ骨が衰えた人にとっては、日常生活のイレギュラーな動きもまた骨折の原因になりうるのです。

 

たとえば、つまずくことは誰にでもありますよね。

 

30代なら、つまずいて手をついたからといって骨折する人は滅多にいません。

 

けれど、50代、60代になり骨が弱くなっていたら、ちょっとしたつまずきから手をついたり転倒したりすることで、手や足を骨折してしまうことがあるのです。

 

ところで、「骨の衰え」といっても、骨自体の太さは変わりません。

 

骨の内部のスポンジ状の組織がスカスカになっていき、折れやすくなるのです。

 

よく耳にする骨組程症というのは、そうした状態を指します。

 

見た目に変化がなく、自覚症状もないため、骨折してはじめて骨がもろくなっていたことを知ったり、どうも身体の一部が痛いなと思っていたら、骨が折れていたり、という怖い話も、実はよくあることなのです。

 

そう、テレビCMで注意喚起されていた[いつの間にか骨折]です。

 

にわかに信じがたいことですが、荷物を持ち上げたり、くしゃみや咳をしたりすることによって、脊柱が折れてしまうことは実際にあるようです。

 

背中が曲がってきて、加齢かなと思っていたら圧迫骨折をしていた事例が、「いつの間にか骨折」のウェブサイトなどでも紹介されています。

 

骨折すると、骨がつくまで骨折をした部位を動かすことはできません。

 

それによって日常生活が不便になるのはもちろんのこと、動かさないことによって骨折した部位の周辺の筋肉も衰えていきます。

 

さらに、歳をとればとるほど骨の合成力が衰えるため治りが悪くなります。

 

そして安静にしている時間が長ければ長いほど、筋力は哀えてしまいます。

 

筋肉が衰えれば身体は勣かすことが困難になり、最悪の場合寝たきりになってしまうのです。

 

ある研究によると、大腿骨骨折をした人は、しなかった人の3倍、死のリスクが高まるそうです。

 

歳をとってからの骨折はまさに「命取り」なのです。

 

特に女性の場合は、骨が急激にもろくなる上に、筋肉量も男性に比べて少ないため、より骨折しやすくなります。

 

骨は目に見えないだけに、衰えを実感することはなかなかできません。

 

しかし、骨折してから骨の衰えを実感するのでは遅過ぎます。

 

だからこそ、骨が衰えていることをしっかり認識し、
筋肉のみならず骨も鍛えていくことが大切です。