骨もトレーニングで増やせる

 

骨をトレーニングによって強く成長させる「骨トレ」

 

年齢とともに衰えるのは、筋肉だけではありません。

 

骨も同様です。

 

特に女性の方は、注意が必要です。

 

女性の骨密度は18歳ごろピークに達し、30歳までピークを維持し、それ以降次第に低下していきます。

 

50代前後からさらに骨密度の低下は加速し、そのままにしておくと骨粗麺症になってしまう方も出てきます。

 

これには女性ホルモンが強く関係しています。

 

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがありますが、閉経を機にエストロゲンの分泌が低下すると、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えられなくなるので骨密度が急激に減ります。同世代の男性に比べても急激に骨密度が低下するのです。

 

男性に比べ、女性の方が圧倒的に骨机粗症が多いのはこのためです。

 

骨組祗症で骨がもろくなると、骨折が心配です。

 

筋力が低下すると転倒しやすくなりますが、骨がもろくなっていると、ちょっとした転倒でもすぐに骨折、入院ということになります。

 

これがいけません。高齢者が寝たきりになる原因で、脳血管系疾患に次いで第2位が骨折だからです。

 

2006年に行った、大腿骨近位部(太ももにある骨)骨折患者を対象とした大規模調査では、骨折する前に自立して日常生活動作が送れていた症例は87%だったのですが、骨折1年後には50%に低下したという結果が報告されています。

 

骨折での入院を機に認知症を発症するケースも多いと言われています。

 

さらには、2010年ののメタ解析の研究報告では、女性の大腿骨近位部骨折1年後の死亡リスクは、骨折していない人に対し約3倍に高まることも示されたのです。

 

若いうちは「骨折」といってもそれほど重大なことには感じられませんが、高齢になってからの骨折は、命に関わりさえするのです。

 

骨を強く保つことの重要性がわかりますね。

 

従来、転倒防止のトレーニングというと「筋」を鍛えるべきと考えられてきました。

 

従来の筋力トレーニングでも、わずかながら骨を強く成長させることかできるので、骨を強くするということも従来の筋力トレーニング方法の中に内包されてきたのです。

 

言い換えると、骨は従来のトレーニングでは効率的に増やせないのです。

 

なので、骨の強化というと、その主成分であるカルシウムを摂ったり、日光に当だったりということか推奨されてきたのです。

 

しかし、最新の研究で、
骨は長軸方向(タテ方向)に力を加えると骨の成長スイッチが入る
ことがわかりました。

 

それを基に比嘉一雄氏か考案したのが、比嘉式「骨トレ」です。

 

骨トレは高齢者の方向けに開発したもので、座っていてもできるものがほとんどです。

 

試しに骨トレを受けた方からは「ラクチン」「気持ちいい」と、とても好評でした。

 

その場で軽くジャンプしたり、こぶしでトントンとポイントになる部位を叩いたりするだけなので、スキマ時間に気軽に骨を鍛えることができます。