●ゆっくり動かす

 

近年流行ったものに、比較的軽い負荷でゆっくり動かすトレーニング、通称「スロトレ」があります。

 

これは学術的には「筋発揮張力維持スロー法」と言います。

 

たとえ軽い負荷でもあっても、ゆっくりと動かして筋肉の張力を維持していると、筋肉内の血流が制限されて、筋肉が酸欠状態になります。

 

そうすると、筋肉内でさまざまな化学反応が起こり、筋肉内に乳酸が蓄積され始めます。

 

そうすると、今度は脳内からホルモンか分泌され、筋肉が成長するのです。

 

このように、スロトレはホルモンの分泌を促して間接的に筋肉を剌激します。

 

この刺激を「ケミカルストレス」といいます。

 

このストレスをうまく与えることで、筋肉を効率よく成長させることができるのです。

 

乳酸が溜まって筋肉内の環境が悪くなればなるほど、このホルモンがたくさん出ることが分かっています。

 

セット間の休憩時間が短いトレーニングは、筋肉の回復(乳酸などの代謝産物の除去)ができないので、筋肉内環境を悪くすることでケミカルストレスを筋肉に与えるのが目的です。